引田の戦い

11巻は引田の戦い(ひけたのたたかい)が主に描かれています。
引田の戦いは、天正11年(1583年)讃岐国大内郡(現在の香川県さぬき市)の引田城附近で繰り広げられた、長宗我部元親と羽柴秀吉によって派遣された仙石秀久らとの戦いです。一般の歴史ではあまり詳しくは取り上げられず、ひとくくりに「四国攻め」や「四国平定」などと呼ばれているものです。
引田の戦いでは、史実どおり、寡兵の仙石軍は追い詰められていきます。この巻では、引田の戦い(野戦)の開戦から退却までが描かれています。
歴史では、スポットが当たりにくいこの戦いは、実は血なまぐさい熱い合戦だということがわかります。
若い世代が増え、これまで前線の槍働きで活躍していた仙石たちは、将として指揮する立場にシフトしていくなど時間の流れを感じます。
次巻では、ついに賤ヶ岳の戦いが描かれます。

2016年10月01日